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自動運転は、だれの人生を動かすのか?

交通事故を減らし、移動時間の過ごし方を変える自動運転。その発展により、2035年以降、人間社会は激変する。物流サービスの変化、土地の価格変動、家族のカタチすら変えてしまうかもしれない。自動運転がもたらす、まったく新しい可能性とは。

いずれ来るドライバーレス時代
という未来。
そんな未来の人々の営みを
4人の作家が物語化。

第一話

「この道のつづき」

ふじきみつ彦

20××年、東京。父方の祖父が亡くなったため、僕は両親と一緒に旧式の自動運転車で父の実家へと向かっている。そしてその道中でどうやら僕は両親の離婚を知らさられる。我が家では大切なことはいつも車の中で話されてきた。自動運転車が父の田舎へつく頃、僕たち家族はどうなってしまっているのだろう……。

作者プロフィール

『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系列)、『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系列)などドラマ脚本のほか、『みいつけた!』『おかあさんといっしょ』(Eテレ)の脚本、キャラクター作り、作詞、『切実』『muro式』『灼熱の巴里』の舞台脚本など、脚本家、コント作家、劇作家として多方面で活動している。
http://fujikimitsuhiko.com/

第二話

注文の多いキリハ姫

三島有紀子

作者プロフィール

NHKの局員としてドキュメンタリー制作を経て映画『しあわせのパン』(12年)をオリジナル脚本・監督。『ぶどうのなみだ』(14年)、『繕い裁つ人』(15年)、『少女』(16年)で立て続けに監督を務め、『幼な子われらに生まれ』(17年)はモントリオール世界映画祭で審査員特別大賞、山路ふみ子映画賞作品賞、報知映画賞では監督賞を受賞。最新作『ビブリア古書堂の事件手帖』が2018年11月1日より公開。
https://biblia-movie.jp

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第三話

僕の知らなかった目的地で、あの日。

平野啓一郎

写真・瀧本幹也

作者プロフィール

在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し各国で翻訳紹介されている。美術、音楽にも造形が深く幅広いジャンルで批評を執筆。2014年にはフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。著書に小説『決壊』『ドーン』『空白を満たしなさい』『マチネの終わりに』などをはじめ、エッセイ『私とは何か「個人」から「分人」へ』などがある。三島由紀夫賞選考委員。最新作小説『ある男』、エッセイ批評集『考える葦』が発売中。
https://k-hirano.com/

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第四話

二つの速さ

前川知大

写真・鬼澤礼門

作者プロフィール

主宰する劇団「イキウメ」を拠点に活動する。『表と裏と、その向こう』『関数ドミノ』『天の敵』『散歩する侵略者』『図書館的人生』など超常的な世界観で日常の裏側にある世界から人間の心理を描く舞台作品で注目を集める。2017年『散歩する侵略者』が黒沢清監督により映画化。他に映画化された『太陽』(入江悠監督 2016年)、NHKドラマ『マリオ』(2018年)などオリジナルの脚本を手掛けるなど、幅広く活躍。
http://www.ikiume.jp/

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