人と化学と100年

我々の道の先には、常に人の希望があり、

振り返れば、
微笑んで見守ってくれる人がいます。

となりには、
同じ歩幅で一緒に歩いてくれる人がいて、

腕の中には、我々を突き動かす未来が。

我々は、常に多くの人たちに囲まれて、
そのすべてが化学反応を起こし、
様々な事を成し得ることができた、
そんな100年でした。

ありがとう。

そして、これからも。

Human Chemistry,
Human Solutions”

テイジン。

1918

金子 直吉 Naokichi Kaneko

帝人の礎を築いた3人のうちの1人。当時、日本有数の商社・鈴木商店の大番頭を勤めていた際に、若き技術者、久村 清太と秦 逸三のレーヨン研究を積極的に支援。帝人の設立に大きく貢献しました。

1918

久村 清太 Seita Kumura

帝人の礎を築いた3人のうちの1人。1904年、東京帝国大学在学中にレーヨンのもととなるビスコースの研究を開始。レーヨン製造技術の確立と実用化に身を投じ、後年には帝人の社長を務めることになります。

1918

秦 逸三 Itsuzo Hata

帝人の礎を築いた3人のうちの1人。1912年から米沢市にある米沢高等工業学校(現・山形大学工学部)の教授として「ビスコース法レーヨン」の研究を開始。後に金子の支援を受け、久村とともに帝人の設立に尽力しました。

1918

鈴木 岩蔵 Iwazo Suzuki

マサチューセッツ工科大出身で、鈴木商店の創業者一族の中でも「エース」と言われた人物。今で言う「ベンチャー企業」だった帝人初代社長としてスタートアップ期をリードしました。

1918

発祥の地 山形県米沢市 Teijin’s birthplace: Yonezawa City, Yamagata

帝人の発祥の地であり、日本人繊工業が生まれた原点である米沢。
1971年、帝人の創立50周年を記念して「人繊工業発祥之地」の石碑が建立されました。日本初の人造絹糸(レーヨン繊維)工場跡地(現・米沢市立第三中学校)を一望できるこの場所は、日本の化学繊維発祥の地として、今も多くの人々に語り継がれています。

1927

岩国工場全景 Full view of the Iwakuni factory

1925年8月1日に着工、1926年10月29日に竣工、1927年2月1日から操業開始と、驚異的なスピード感の中で誕生した岩国工場。その背景には、近代化進行にともなうレーヨン需要の急増がありました。

1945

大屋 晋三 Shinzo Ooya

1945年11月に帝人の社長に就任。その後、政界に転出し、商工大臣、運輸大臣などの要職を歴任。1951年以降、苦境に立たされていた帝人を救済すべく、社内外からの要請を受け1956年に社長職に復帰しました。

1957

PETフィルム Polyester film

帝人は英ICI社からPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム製造技術を導入し、その後、世界初のPEN(ポリエチレンナフタレート)フィルムの事業化に成功しました。この取り組みはやがて2000年のデュポン社との世界7カ国に及ぶ合弁会社の設立、現帝人フィルムソリューション株式会社(帝人の完全子会社)誕生へとつながっていきます。

1960

東京研究所全景 Full view of the Tokyo Research Center

1960年10月 東京都日野市に帝人の新たな研究開発の拠点として開設された東京研究所。当時から最新鋭の設備を備え、多くの研究者たちが日夜研鑽を重ねてきました。現在も東京研究センターとして、医薬・医療を中心とした研究が行われています。

1967

タイ ポリエステル繊維事業 立ち上げ Teijin Polyester (Thailand) factory at the time of founding

1967年のテトロン社(現TPL: Teijin Polyester (Thailand) Limited)設立の背景には、1957年、帝人が英ICI社からポリエステル製造技術導入許可を取得し、「テトロン」の製造を開始したこと、そして、松山、徳山、岩国などで拡大していった国内生産をさらに強化していくという狙いがありました。2011年のタイ洪水など、さまざまな苦難を乗り越え、2017年には50周年を迎え、現在に至っています。

1974

医薬事業本部設立
(医薬事業黎明期)
Launch of Pharmaceuticals Business

帝人が多角化と新規事業への参入をすすめていた1970年代、未来事業本部の夢あふれる事業企画の1つとして医薬事業を開始。

1982

日本初の在宅医療事業の始動 Launch of Home Healthcare Business

1970年代初頭から研究を進めていた酸素富化膜を応用し、酸素濃縮装置の開発に成功。1982年に医療用膜型酸素濃縮装置の製造が承認され、帝人から日本初の在宅医療事業が誕生しました。

1985

オランダ パラアラミド繊維事業の開始 The launch of the Aramid business in the Netherlands

1985年6月にオランダにて事業化されたアラミド繊維「トワロン」事業を、2001年2月にアコーディス社から買収し、Teijin Twaron B.V.(現Teijin Aramid)として事業をスタートしました。写真は、事業開始当時の紡糸風景と、世界最大のアラミド生産の拠点となっているエメン工場の風景です。

2005

中国 ポリカーボネート事業 立ち上げ Completion Ceremony at TPC (Teijin Polycarbonate China Ltd.)

2005年に完成したTPCは中国初のポリカーボネートプラントであり、よせられる期待も大きなものでした。関係者をお招きして盛大に執り行われた竣工式の様子からも、期待の大きさを感じることができます。

2011

高尿酸血症・痛風治療剤の研究開発 Commemorating the launch of the on-site development of hyperuricemia / gout remedy

1970年代に入り、多角化と新規事業へ参入すべく未来事業部門を発足し、その1つとして生まれた医薬事業。現在では、帝人を代表する事業へと成長を遂げていきます。

中でも自社開発の高尿酸血症・痛風治療剤の開発は大きな成果でした。この薬がはじめて合成された実験室の入り口には、長い歳月をかけて新薬を完成させた研究者たちへの感謝を込めたプレートが掲げられています。

鈴木CEOの若き日の感謝と未来への想い